2014年10月10日金曜日

工作機械でこんな形にも削れます!

今日は、マシニングセンターと言う工作機械の話です。写真①のようなキーボードとディスプレイが付いた、フライス盤です。もちろんキーボードが付いているということは、コンピュータも付いています。

写真②は機械側面の工具を収納するBOXです。このマシニングセンターで使用する工具を、全部このBOXに入れておきます。写真③は、使用する工具の例です。
そして、加工しようとする材料を機械のテーブル上にセットし、加工スタートのスイッチを押すと加工が始まります。その前に、別のPCでどのような形にするかをプログラムしておく必要があります。

学生は、初歩段階で写真④のような形にする練習を繰り返します。大変重要な要素を含んだプログラムです。この形にするために、機械は指示通り工具をBOXから選び自動的に交換し、加工を続けます。この様に自動的に工具を交換する装置を持った機械を "マシニングセンター"と言います。
金属加工の世界では、今一番活躍している機械の一つです。このような機械のおかげで、私たちの生活が成り立っています。

例えば、車、列車、飛行機、ロケット、薄型テレビ、スマートフォン、プラスチック日用雑貨などキリがありません。このようなモノのエンジン部品、モータ、IC基盤、プラスチック用金型にも全てこの機械の恩恵を受けています。

高校生の皆さんで、生活の基盤となるモノを生み出している「機械加工」に興味を持った方は、是非学園祭に来て、実物を見て下さい。その凄さがわかります。
お待ちしています。

写真①

写真②

写真③

写真④

練習するとこんな加工も出来ますよ!

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